ソファーカバーをオーダーメイド！生地の選び方とお手入れ方法について

ソファーカバーの必要性や役割について

どんなときにソファーを使いますか？本を読んだり、昼寝をしたり、ペットと遊んだりと、使用シーンは様々です。家族がくつろいだり、友達が遊びに来たときに雑談したりすることもあるでしょう。しかし使えば使うほど、ソファーは劣化していきます。

また、ソファーはインテリアを構成する大きな存在。それだけに、お部屋の模様替えをしたら、ソファーが浮いてしまって困っているなんてこともあるかもしれません。そんなときにおすすめなのがソファーカバーです。ソファーカバーをかけることで、汚れからソファーを守るだけでなく、ソファーそのものの印象をがらりと変えることができます。

以下に、ソファーカバーをかけるメリットをご紹介いたします。

傷や落ちない汚れを隠せる

ソファーが傷ついたり汚れたりしても、ソファーカバーを使えばすべて覆い隠すことができます。

常に清潔に保つことができる

素材によりますが、ソファーカバーは自宅で洗濯可能です。ジュースをこぼしたり、ペットが粗相をしてしまったりしても、ソファーカバーを洗えば清潔に保つことができます。

お部屋の雰囲気を変えられる

ソファーカバーを替えると、お部屋の雰囲気が大きく変わります。自分の好きな柄や色、質感にすれば、ソファーを買い替えなくてもお部屋が新鮮な印象になるでしょう。

ソファー本体を長持ちさせる

ソファーは、よく座る場所だけがすり減っていくものです。ソファーカバーをかけることで、ソファー本体を保護して劣化を防ぎ、色褪せなどを軽減することができます。

オーダーメイドのソファーカバー 購入場所と作成手順

ソファーカバーはどこで手に入るのでしょうか？ソファーカバーの主な購入場所と、気になるオーダーメイドの手順をご紹介いたします。

ソファーカバーの購入場所

実店舗	IKEAなどの家具メーカーのほか、おしゃれなインテリアショップや、ファブリックを取り扱う雑貨屋でもソファーカバーを購入できます。実際に質感や手触り、色味、雰囲気などを確認できることがメリットです。
通信販売	ソファーカバーを取り扱う通販は多く、選択肢も豊富なので自分の好みに合ったものを見つけやすいでしょう。時間をかけて吟味でき、価格も比較しやすいのが特徴です。
オーダーメイド	サイズや色、柄、生地の材質など、自分の希望に沿ったソファーカバーを作ることができるのがオーダーメイドです。お気に入りのソファーにぴったりなカバーを手に入れることができます。

オーダーメイドの作成手順

1自分のソファーの型を確認する
まず採寸し、肘掛けや脚の有無、何人掛けかなど、ソファーの特徴を確認します。なお、IKEA専用のソファーカバーを販売するcover-ingなら、お使いのIKEA製ソファーの名前（型番）がわかれば面倒な採寸作業が不要です。

2生地を検討する
ソファーカバーの生地には、自宅で洗濯可能なもの、耐久性に優れたもの、撥水加工が施されているものなど、様々なタイプがあります。生地サンプルを提供している店舗もあるので、実際に色味や雰囲気を確認してから選ぶのもおすすめです。

3色や柄を選ぶ
自分が選んだ生地の中から、好みの色や柄を選びます。クッション、シート、本体の色を違うものにして、カラフルなソファーを楽しむのもいいでしょう。

4価格を確認して決定
提示された金額を確認して決済すれば、注文完了です。

生地の選び方

ソファーカバーには、様々な素材のものがあります。素材によって洗濯のしやすさや肌触り、ファッション性などが異なるので、それぞれの特徴を知った上でオーダーするようにしましょう。

代表的な素材

綿（コットン）	キルティング生地（キルト）やワッフル生地、デニム生地に使われています。丈夫で肌触りがよく、比較的安価です。洗濯可能ですが、縮みやすいので注意しましょう。
リネン	麻の一種・亜麻（あま）で作られた生地がリネンです。汚れがつきにくく、柔らかな肌触りで軽い上に、速乾性に優れています。暑い時期におすすめの素材です。
綿麻	「コットンリネン」とも呼ばれ、綿と麻を織り交ぜた生地です。程よいシワ感とコシがあり、肌触りはさらりとしています。
ポリエステル	化学繊維の一つで、種類が多いです。ベロア生地、パイル生地、ボア生地など、温かな印象のある冬向けの素材にも使われます。特徴は、強くてシワになりにくく、しなやかなこと。ポリエステルとスパンデックス素材（ポリウレタン弾性繊維）を一緒に織り込んだ生地は、ゴムのような伸縮性に富み、フィット感の強いソファーカバーに使用されています。
ツイード	高級感があり、じゅうたんのような異国情緒あふれる柄が特徴的です。

代表的なソファーカバーのタイプ

ソファーカバーにはフィットタイプとマルチカバータイプがあるほか、特殊な機能がついたタイプなどもあります。

フィット（伸縮）タイプ	布が伸び縮みしてソファーにフィットします。
マルチカバータイプ	ソファーにかけるだけのタイプです。簡単に着脱ができ、気軽に取り替えられます。
高機能タイプ	ホコリの発生を抑える「防塵（ぼうじん）機能」など、悩みを解決できるソファーカバーです。花粉やダニをつきにくくしたものや、冷感・保温など季節に合った機能を搭載したものもあります。

生地のお手入れ方法

ソファーカバーを長持ちさせるために、普段からお手入れをしましょう。生地によってお手入れ方法が異なるので、洗濯表示タグや取扱説明書をしっかりと読むことが大切です。

基本的には、ソファーカバーは年に数回洗えば十分。洗い過ぎると風合いが変わってしまう可能性があるので、うっかり汚してしまったときは部分洗いで対応しましょう。小さい子どもやペットがいて頻繁に汚れる場合は、カバーの予備を用意しておくのもおすすめです。

家庭で洗濯できる布素材のお手入れ

家庭の洗濯機で洗う際は、低温の水で優しく洗う「ドライコース」を選びます。ただし、綿素材の場合、水洗いで縮むことがあると覚えておきましょう。また、ポリエステルなどの化学繊維は高温に弱いため、乾燥機の時間や温度にも注意が必要です。洗濯が終わったら、陰干しをして生乾きのままソファーにかぶせておきます。

クリーニング店で洗濯できる布素材（水洗い不可の素材）のお手入れ

ドライクリーニング対応のソファーカバーの場合は、クリーニング店に持ち込みましょう。ドライクリーニング以外に、ウェットクリーニング、マイクロバブルウォッシュという方法もあります。

洗濯できない布素材のお手入れ

布素材でも、洗濯できないものがあります。ブラシで細かい汚れをはらい、固くしぼった雑巾で拭きましょう。ファブリックミストの使用もおすすめですが、変色などのリスクがあるため、目立たないところで試してから使います。

皮革素材

洗濯できない皮革素材は、乾いた布で拭いて汚れを落とします。普段からお手入れすることで臭いや汚れを防ぐことが可能です。種類に合った専用クリームを半年に1度くらいのペースで塗りましょう。