ソファーカバーは布をかけるだけのタイプとフィットタイプどちらがいい？選ぶ際のポイント

マルチカバータイプ

マルチカバータイプのソファーカバーは、長方形や正方形の大判の布です。ソファー全体を覆ったり部分的にかけたりなど、使い方は自由。伸縮性がない布ですので、ソファーカバー以外の用途にも使うことが可能です。

例えば、ベッドカバーとしても使えますし、生地の厚さによってはラグとして床に敷くこともできます。まさに「マルチ」に使えるのが特徴なのです。ソファーカバーとして使わなくなっても別の用途に使い回せるので、エコでもあります。

マルチカバータイプのメリットは、なんといってもその使いやすさです。さっとかけるだけで、ソファーの印象が変わります。取り外しも非常に簡単なため、部屋の印象を気軽に変えたい、ペットと暮らしているから頻繁に洗濯したいなど、カバーを着脱する機会が多い方にはぴったりなソファーカバーと言えます。

お使いのソファーとサイズを合わせやすいのもメリットの一つです。1枚の布をかけるだけなので、ソファーを覆うことができる大きさであればサイズを細かく測る必要はありません。肘掛けがついているもの、脚がついているものなど、ソファーの形状は様々ですが、どの形にも違和感なく合います。

難点は、座った際にずれやすいことです。ずれが気になる方はずれにくいタイプのソファーカバーを選ぶか、押し込み棒やテープで固定するなど工夫して使用するとよいでしょう。また、ソファーをふんわりとカバーするので、ソファー本体のフォルムを気に入っている場合は、それが目立たなくなることもデメリットとなります。

とは言え、布1枚をかけるだけのマルチカバータイプは、手間をかけずに部屋のイメージチェンジをしたい場合には最適なアイテムです。

フィットタイプ

フィットタイプは、ストレッチ素材の布で作られたソファーカバーです。伸縮性があり、ソファーにきれいにフィットするため、ソファー本体のフォルムを生かしたいときにはフィットタイプを選ぶとよいでしょう。

フィットタイプには、1つの方向のみに伸縮する1wayタイプと縦横に伸縮する2wayタイプがあります。値段は2wayタイプのほうが1wayタイプよりも高めですが、2wayタイプのほうがより柔軟に伸び縮みするためソファーにフィットさせやすいです。

取り付け方は、1wayタイプでも2wayタイプでも同じです。ソファーの下の部分に引っ掛けて、角を揃えながら全体を覆うようにして装着します。紐または金具付きなら、さらにしっかりとソファーに固定できるため、マルチカバータイプと比べてずれにくい点がメリットです。

フィットタイプは単なる1枚の布ではなく、ソファーカバー専用に加工されています。そのため、お持ちのソファーのサイズを測定して、サイズ・形状の合うものを選ばなければなりません。いざ装着してみたら、小さすぎてソファーが入らなかったり、逆に大きすぎてカバーとソファーが合わなかったり…なんてことのないように、購入前にしっかりと大きさや形状が合うかどうかをチェックしましょう。

cover-ingは、バリエーション豊富なIKEAのソファーを専用とするソファーカバーショップです。IKEAが販売する各種ソファーに合わせて設計されているので、いざ装着したらサイズが合わない、フィットせずに布が余ってしまう、といった心配がありません。ホームページでは、ソファータイプからお気に入りのカバーを選んでシミュレーションすることも可能です。ぜひお気に入りのIKEAのソファーに合うソファーカバーを探してみてください。

デニム生地のソファーカバー

ソファーカバーで部屋のイメージチェンジをするなら、とにかくおしゃれさを追求したい！という方も多いのではないでしょうか。他と差がつくおしゃれな生地としておすすめできるのが、デニム生地です。

デニム生地のソファーカバーは、アメリカンカジュアルにおすすめ。特に西海岸スタイルやブルックリンスタイルの部屋には、デニム素材がぴったりです。

西海岸スタイルとは、カリフォルニア州のビーチ沿いの雰囲気を出したインテリアスタイルのことで、インテリアスタイルの中でも人気があります。海や太陽をイメージしたさわやかでリラックス感のあるテイストと、ストリートカルチャーを連想させるラフでカジュアルなテイストが、ほどよくミックスされているのが特徴です。そんな西海岸スタイルのインテリアには、デニム生地のソファーがよく合います。デニムブルーが、西海岸らしい開放感やカジュアルさを醸し出してくれるでしょう。

また、ブルックリンスタイルとは、ニューヨーク州・ブルックリンの雰囲気を出したインテリアスタイルのことです。近年では、「男前インテリア」としても人気です。工業地帯独自のワイルドでインダストリアルなテイストが特徴で、レンガや重厚感のあるインテリアを配置して、ブルックリンらしさを表現します。生地自体にヴィンテージ感があるデニム生地は、レンガとの相性もよく、ブルックリンスタイルにぴったり。また観葉植物などグリーンを飾るとよく映えます。

経年変化を楽しめるのもデニム生地のメリットです。色が落ちたり傷ついたりしても、それ自体が魅力になるのがデニムというもの。変化を楽しみながら長く使うことが可能です。

cover-ingで扱うのは、ニットデニムです。見た目はデニムですがニットのため、伸縮性があり装着しやすいのがメリットです。デニムブルーとデニムグレーの2種類をご用意しています。おしゃれなニットデニム生地のソファーカバーで差をつけましょう。

ソファーカバーの布選びでの注意点

ソファーカバーは、様々な色・柄・素材のものがあるだけでなく、布に特別な機能が付加されているものもあります。とにかく種類が豊富なので、ソファーカバーを選ぶ際には以下のような点に注意して、自分にとって何が重要かを整理してみるとよいでしょう。

デザイン性

デザイン性を重視するなら、布の色や柄から選ぶとよいでしょう。お部屋全体の雰囲気に合わせるのも一つの手です。お部屋の雰囲気に合った色のカバーを選べば、統一感のあるインテリアコーディネートが実現できます。また、現在使っているカバーとは違う色、柄のものを選べば、お部屋の印象をがらりと変えることが可能です。

形状

ソファーカバーを他の用途にも流用したいならマルチカバータイプ、ずれを気にせずに座りたい、ソファーのフォルムを生かしたいならフィットタイプを選びましょう。

サイズ

サイズが合うかどうかは、ソファーカバーを選ぶ上で最も気をつけたいポイントです。前述のとおり、フィットタイプのソファーカバーの場合は、特にこの点が重要になります。実際に装着してみたら隙間ができてしまったり、フォルムがきれいに整わなかったりといったトラブルを防ぐために、サイズは購入前にしっかり確認しましょう。

また、商品説明をよく読むことも大切です。素材によって洗濯方法などが異なるため、思ったよりも手入れが面倒でこんなはずではなかったとならないためにも、事前確認をしっかり行うことをおすすめします。